2014/07/08

森林植物園

おはようございます。
雨が続いてますね〜。
この季節は、梅雨の中の晴れ間がすごく嬉しいですね。
こないだの晴れ間に、神戸の六甲山にある森林植物園に遊びにいってきました。





水辺、湿地帯に生息する北アメリカ南中部原産のスギ科の植物ラクウショウ。
根元付近からでているのは、気根と呼ばれる呼吸するための根。



水辺の地中は酸素濃度がかなり低く、呼吸する為に根が地面に出ているそう。


姉妹都市15周年を記念して1972年に作られたシアトルの森。
シアトルから贈られたアナグマのトーテムポール。


トーテムポールは家系の紋章や言い伝えを表現するための記念として建れたり、追悼や家の柱、墓標として部族によって様々な目的で作られたそうです。

私はトーテムポールを見ると、いつも星野道夫さんの ”旅をする木” を思い出します。
星野さんが訪れた無人島のクイーンシャーロット島は、トーテムポールを博物館に寄贈する事を拒否しつづけた、ハイダ族が100年前まで暮らしていた地。

ハイダ族はトーテムポールの上をくりぬいて人を埋葬していた。

そこで、彼はトーテムポールのてっぺんから大木が生え、根がポールを伝って地面までのびているのをみて立ち尽くす・・・。
まるで私もそこにいるような感覚になっていた、私の大好きなシーンです。

トーテムポールを見るといつもすごく心に響く。



そして自然の中にいるとほっとします。


しばらく家にこもりっきりだったので、とっても癒された一日でした。




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